The Last Witch Hunter 感想 ネタバレあり



The Last Witch Hunter
2015年 / アメリカ / 106分
監督:ブレック・アイズナー
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt1618442/

■どんな映画?
ワイルドスピードシリーズでお馴染みのヴィン・ディーゼル演じる不老不死の魔女ハンター"コールダー"が、復活をもくろむ魔女の女王を倒すために、
天敵である魔女クロエとタッグを組み、現代のニューヨークを舞台に人類の存続を賭けた死闘を繰り広げるアクション・ファンタジー!

■ネタバレあり ストーリー&解説
800年前。疫病を蔓延させ人類の絶滅を目論む魔女の女王。
魔女を倒すべくコールダー(ヴィン・ディーゼル)率いる討伐隊が不気味な魔女の住処へ向かいます。女王の強力な魔術に仲間は次々に倒れるも、鉄の剣と炎を駆使し女王を倒します。しかし、寸前に呪いをかけられ、コールダーは不老不死の体になってしまいます。

ところ変わって現代。
飛行機に乗っていたコールダーは、魔女の生き残りに遭遇。彼女は雨や風、温度など操ることが出来る古代の魔石を所持しており、それらを同時に持ち込んだことによって雨の中、上空の空気が温められ天気が急変。コールダーは魔石の力をカプセルに吸収させその場を収めると魔女を殺すことなく立ち去ります。
現代では髪の毛が無くなってしまいました(笑)

魔女の女王が死んでからも魔女の末裔は密かに生きており、人間に魔力を使わないことで魔女と協定を結び、休戦状態となっておりました。
しかし、休戦を破り、女王が支配した時代に戻そうとする魔女もおり、コールダーは危険な魔女を退治しながら800年間、不死身の魔女ハンターとして現在まで活動してきました。

コールダーにはドランという補佐役が代々従えて来ました。
36代目ドラン(マイケル・ケイン)は引退する意向を伝え、後任を紹介します。

その夜、36代目のドランは息を引き取りました。

37代目ドラン(イライジャ・ウッド)がコールダーの新たな補佐役として引継ます。

不吉な予感を感じたコールダーは愛車のアストンマーティンを駆り、先代ドランが息を引き取った現場である自宅を訪れます。そこで調べを進めると、何者かが黒魔術を先代ドランに使ったと判明します。

エリック・エマスニールという男の魔女が犯人であると突き止めると、彼を魔女協議会に連行し刑務所送りにします。

先代ドランはまだ生きており、瀕死の呪いをかけられていたと判明します。呪いを解くには術者を殺さなければなりません。また、先代ドランは「おまえの死を思い出せ」と言うメッセージを本に残しておりました。

コールダーは魔術で過去の記憶を遡るため、バーで働く魔女クロエ(ローズ・レスリー)の元を訪れます。が、術の最中何者かに襲撃を受け、クロエの魔術道具もろともバーを破壊されてしまいます。

FBIのデータベースからドランを殺害し、クロエのバーを襲撃した犯人は ボーン・バルタサル・ケトラだと判明します。

コールダーの記憶を遡るための魔術をもう一度使ってくれとクロエに頼むが、襲撃により薬もろともバーを燃やされてしまったため術を使うことが出来ません。そこで、クロエの友人であるミランダの元へ薬の調達に訪れます。しかし、一足遅くミランダはボーンに殺害されておりました。

コールダーとクロエは薬の所有に心当たりのあるダニークの元を訪れます。ダニークは既にボーンと手を組んでおり罠に嵌められてしまいます。

コールダーはクロエに、彼女はドリームウォーカーであると伝えます。ドリームウォーカーは薬を使うことなく相手の過去を読むことができます。その能力で800年前の女王との決戦に遡ると女王は倒されており、しかし寸前にコールダーは女王の心臓と自身の心臓がシンクロする呪いをかけられておりました。心臓を破壊すればコールダーも死んでしまうため、初代ドランは女王の心臓を隠し続けることにしました。

ボーンは女王を復活させるために、心臓の在りかを知るドランを襲っていたのです。

真実を知ったコールダーはドランを責め立てます。そのころボーンは既に心臓を手に入れており、女王は復活してしまいました。

女王は刑務所に収容された魔女を解放し、世界に疫病を撒き始めます。

女王との最終決戦。激闘の末、女王にトドメを刺しますがやはり心臓を破壊しない限り女王は死にません。自決の覚悟を決めたコールダーですが、クロエに引き留められこれからは自分のために生きていくと決意します。

心臓は隠し部屋に封印し、クロエとともにアストンマーティンで走りだしました。

■感想
現代を舞台にした魔女退治物は今まであまりなかったので新鮮でした。
心臓のシンクロのくだりなど、一回観ただけでは分かりにくいところが所々ありましたが、キャストが豪華ですしビジュアルも良かったので結構楽しめました。
今のところ日本での公開予定が無いのが残念ですが、おそらくDVDはリリースされると思いますのでその時は是非ご覧下さい。

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