マイ・インターン (The Intern) 感想 ネタバレあり


マイ・インターン (原題:The Intern)
2015年 / アメリカ / 121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
IMDb: http://www.imdb.com/title/tt2361509/

■どんな映画?
今度はアン・ハサウェイが鬼上司!?
ロバート・デ・ニーロがイマドキな企業になぜかインターン。彼らとその周りの人間を描いた心温まるハートフル・ドラマです。

■ネタバレあり ストーリー&解説
70歳を迎えてもチャレンジ精神旺盛なベン(ローバート・デ・ニーロ)は、ひょんなことからシニアインターンの募集に応募します。

今回のデ・ニーロは親切なオジサン

インターン先はジュールス(アン・ハサウェイ)が女性CEOを務める、ファッション系通販サイトを運営する会社でした。
All About That Bass ~♪

若者だらけの職場で、一人スーツを着用し、カバンは現役時代から使い続けてきたアタッシュケース。
慣れない最新デバイスを操作しつつ、配属先がCEOであるジュールスの下であるとメールが来ます。

また、会社専属のマッサージ師、フィオナと出会います。
ベンは離婚しており今は独身(意味深)

ジュールスは夫のマットと娘ペイジの三人暮らし。キャリアウーマンであるジュールスに代わりマットが専業主夫として家事や育児を担当しています。

礼儀正しく親切、人生経験豊富なベンにジュールスは次第に心を開いていきます。

70歳のオッサンは調子に乗ってfacebookも始めちゃいます(笑)

ある時、ジュールスは仕事仲間と間違えて、母親にメールを送信してしまいます。
メールの内容は母親への皮肉で、これを見たた母親は卒倒してしまうため、ベン達になんとか消すことはできないかと尋ねるも、既に送信済であるためサーバーから消去するのは難しく、強行手段として母親宅へ忍び込み、母親がメールを観る前に削除してしまおうと計画します。。
予想外の事態に対処しながらもなんとかミッションを終えた一行を、ジュールスはバーで労います。
このシークエンスはオーシャンズ11をパロディしてました

会社ではCEOを外部から雇い入れた方が業績がアップすると言う役員会の方針に、ジュールスは自分がCEOを降りれば会社としての方向は大きく変わってしまうかもしれないが、家族と過ごす時間が増えるという葛藤に頭を悩ませます。

飛行機で会いに行くも、「君なしではこの会社は成り立たない。」と言うベンの意見に従い、外部CEOの参入を断ります。

しばらくして、ベンはフィオナと恋人となっておりました。
ジュールスは家族との関係をより深めたところでエンドです。
オジサンやったね!(笑)

■感想
普段ヒューマンドラマやコメディを観ない自分でも面白かったです!

冒頭、日本とアメリカの企業の文化の違いを感じました。
本作に登場する会社はいかにもアメリカの成功してるファッション通販サイトって感じで、服装は基本自由。オフィスでは最新の音楽が流れ(All About That Bassが流れていた)、オフィスの中を自転車で移動するのも有り、社員の上下関係は強くなく、フレンドリーでみんなで助け合っている。成功する会社はこういう環境から生まれるのでしょうね。

また、ベンがとても良いキャラを出しており、デ・ニーロの過去の出演作からは考えられないような礼儀正しく正直な人間で、インターン仲間の「イマドキなぜ毎日ハンカチを持ち歩くのか?」の問いに、「女性の涙した時さっと差し出すため」と答える紳士っぷり。そのテク使わせて頂きます(笑)

あと、女性の方にはアン・ハサウェイのワーキングファッションも参考になるかと思います!

上映時間は2時間と平均的で物語がサクサク進み観やすいのでオススメな一本です。

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