デッドプール (原題:Deadpool)
2016年 / アメリカ / 108分
監督:ティム・ミラー
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt1431045/

■どんな映画?
スーパー超ワルヒーロー、デッドプールの単独スピンオフ映画!ライアン・レイノルズ主演。敵役には新生トランスポーターのエド・スクレイン、女格闘家のジーナ・カラーノが出演。R15+ 微グロ有り。

■あらすじ ネタバレ有り
wikipediaにとても詳しく書かれておりましたので、そちらをどうぞ(笑)
ニューヨークでストーカーの男から女性を守る仕事をしながら生活している傭兵のウェイド・ウィルソンは、高級娼婦のヴァネッサと出会い交際し始める。末期がんと診断されたウェイドは、リクルーターの男の誘いに乗り、治療と引き換えに極秘の人体実験の被験者となることを決める。ウェイドは施設でフランシスというミュータントの男から謎の薬品を投与され、実験は癌の治療のためではなく、彼を超人奴隷としてオークションで売り飛ばすことが真の目的であると告げられる。変異を誘発するため、ウェイドは実験と称した拷問を受け続ける。密閉した容器内に閉じ込められ酸素を奪われる実験中、ウェイドの細胞は変異し超人的な治癒力を開花させるが、暴走した癌細胞の影響で全身が火傷を負ったような姿に変貌してしまう。ウェイドはミュータントのエンジェルダストからマッチを奪い酸素のタンクを爆発させ施設から脱出する。醜い自分の姿を受け入れられないウェイドはヴァネッサとの再会を避け盲目で老婆のアルの家に居候する。親友のウィーゼルの助言を受け、ウェイドはマスクを付けた復讐人デッドプールとなる。
元の姿に戻るためウェイドはフランシスと組織の手掛かりを追う。リクルーターの男を見つけ出したウェイドは、フランシスの居場所を聞き出した後彼を殺害する。ウェイドは高速道路上でフランシスと護衛が乗った車列を待ち伏せし奇襲する。治癒能力によって無敵となったウェイドは武装した護衛たちを次々と殺害し、刀でフランシスを負傷されるが、そこにテレビ放送で騒動を見たコロッサスとネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが現れ、戦闘が中断する。コロッサスはウェイドにX-MENのメンバーに加入するよう説得する。その隙にフランシスは逃げ、ウェイドがチームへの加入を拒否すると、コロッサスは自分とウェイドを手錠でつなぎ、無理やりXマンションに連行しようとする。ウェイドは自らの手を切り落とし手錠から逃れアルの家に帰る。ウェイドの手は徐々に再生する。
次の日、ウィーゼルの説得によりヴァネッサと再会することを決心したウェイドは彼女が働くストリップクラブに出かける。ウェイドはそこでフランシス達によってヴァネッサが拉致されたことを知る。激怒したウェイドはXマンションに出向きコロッサスとネガソニックにヴァネッサ救出とフランシス打倒に手を貸すよう説得する。三人はタクシーでスクラップヤードに移動し廃棄された航空母艦の上でフランシスの手下達を相手に戦う。凄惨な戦いの末、フランシスを捕らえたウェイドは自分を元の姿に戻すよう最後通告するが、フランシスは彼を元通りにする方法など無いとあざ笑う。敵であっても命は助けるべきだと説教をするコロッサスをしり目にウェイドはフランシスの頭部を銃で撃ち、殺害する。マスクを脱いだウェイドはヴァネッサと再会を果たす。
-wikipediaより

■感想
グロ有り、メタ的な発言有りで予想通りの面白さでした。
ガンで余命宣告され愛する妻の元を去るも、ミュータントパワーを開花し復活。しかし顔面のコンプレックスから妻の元へ戻ることが出来ないという、意外にもウェイドさんの切ない恋の物語でもありました。
X-MENとしてコロッサスとネガソニックが登場しますが、予算の都合でX-MENはこれだけ?とか、
コロッサスに捕まりプロフェッサーのところへ連れて行かれそうになり、スチュワートかマカヴォイどっちだっけ?などクスっとくるシーンが多数でした。
ラストのおまけとして、予算があれば続編も作るって言ってました。原作では戦友であるケーブルが登場する予定だそうです。今後のX-MEN本編との絡みが楽しみです。
デットプール役のライアン・レイノルズの肉体はバキバキに仕上がっていて、ウルヴァリン X-MEN ZEROの時のブヨブヨから汚名返上できたのでは。思った以上にハマリ役だったのでやはり続編が楽しみです。
登場キャラも多くなく、上映時間も1時間半ちょっとでストーリーがサクサク進むのでとても観やすくおすすめです。いままでのX-MENの作品を観てなくても大丈夫ですが、一通り予習をしておいた方がより楽しめると思います。


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (原題:Batman v Superman: Dawn of Justice)
2016年 / アメリカ / 151分
監督:ザック・スナイダー
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt2975590/

■どんな映画
スーパーマンが主役の「マン・オブ・スティール」の続編に位置する世界観で、ベン・アフレック演じる新生バットマンやガル・ガドット演じるワンダーウーマン、ジェシー・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーなど、「DCエクステンディッド・ユニバース」第二弾作品として多数のヒーローが遂にクロスオーバーします!

■ネタバレあり ストーリー&解説
両親の葬式に参列する少年時代のブルース・ウェイン。
お馴染みのオペラの帰り道、強盗に両親が殺されるシーンからスタート。

前作、「マン・オブ・スティール」でゾッド将軍率いるクリプトン人の襲撃によるテラフォーミングのシーン。
この時にブルース・ウェイン(ベン・アフレック)が居合わせており、ゾッドとスーパーマンの戦いでウェイン・エンタープライズのビルが破壊され、社員も犠牲になってしまいました。

18カ月後、インド洋に落ちた宇宙船の残骸からクリプトナイトの原石が発見されます。

アフリカに取材に来ていたロイス・レイン(エイミー・アダムス)は襲撃され捕虜となってしまいます。
スーパーマンことクラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)が駆けつけロイスを助けます。

ブルースはスーパーマンの存在や正義感に異議を感じながらも、バットマンとして暗躍し、悪人を独自の秩序で裁いています。

レックス・コープでは、レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)が宇宙船の残骸からゾッドの死体を回収し研究に使っていました。さらなる実験のため政府にクリプトナイトの原石の輸入の許可を求めるが、危険すぎるため断られてしまいます。

人身売買の事件にルーサーが関わっていることを突き止めたブルースは、ルーサーを調べるために彼の主催するパーティーに出席します。

ここでクラークと出会い、スーパーマンやバットマンに対する意見を交わします。

ブルースはレックス・コープのサーバールームに忍び込み情報を盗み出すための装置を仕掛けるも、回収間際にパーティーに出席していた謎の女性、ダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)に奪われてしまいます。

ブルースはダイアナに接触し、奪われた装置を返してもらいます。ダイアナはルーサーが持っている自身の情報を消すために、ルーサーを調査しているという。

レックス・コープから盗み出したデータには"メタヒューマン"と呼ばれる、超人的能力を持った者たちの情報が記録されておりました。その中に、あのダイアナが記録されておりました。

ルーサーがクリプトナイトの原石を船で密輸するという情報を掴んだブルースは、バットマンとしてバットモービルで港へ乗り込み、原石を奪おうとするも、スーパーマンが登場し、今回は手を引けと警告を受けます。


仕掛けた発信機で原石がレックス・コープに運ばれたことを掴んだブルースは、ルーサーが不在時にレックス・コープを襲撃しクリプトナイトの原石を手に入れます。

スーパーマンは街を破壊し犠牲者を出した責任を問われるために政府から公聴会への呼び出されます。しかたなくスーパーマンの姿で出席するクラーク。しかし、公聴会ではルーサーの仕掛けた爆弾が爆発し判事もろとも巻き込まれてしまいます。

ルーサーはスーパーマンの正体がクラーク・ケントだと見破っており、母マーサ・ケントはルーサーの手下により拉致されてしまいます。

ルーサーは宇宙船に入り、ゾッドの指紋を利用し、コマンドキーを起動。ゾッドの死体に自身の血をかけ合わせ、異種交配の悪魔を復活させようと試みます。

ブルースはスーパーマンが存在する限り犠牲者が増え続けると考え、
クリプトナイトを武器化し、強化したスーツでスーパーマンを倒すことを決意します。


ルーサーはクラークの恋人であるレイン利用し、スーパーマンをおびき寄せます。ルーサーは母を開放してほしければバットマンを倒せと脅します。


バットマン対スーパーマンの決闘が始まり、パワー、スピード、タフネス、すべてに圧倒されるバットマンでしたが、クリプトナイト成分入りガス弾でスーパーマンを弱体化し逆転。
バットマンがクリプトナイトの槍でとどめをさそうとしたところに、ロイスが駆けつけ、ルーサーによって戦うよう仕向けられたと説得します。スーパーマンは母を人質に取られていると告白し、バットマンはマーサの救出に向かいます。

スーパーマンは不穏な動きを見せる宇宙船に駆けつけるも、ルーサーによりドゥームズデイが誕生してしまいます。

その頃ダイアナはブルースからレックス・コープで手に入れた情報をメールで受け取り、戦いを決意します。

スーパーマンはドゥームズデイと応戦、宇宙空間へ飛び立つと、
軍は二人に向けて宇宙へ核ミサイルを発射。しかしドゥームズデイには効かず、エネルギーを吸収してさらに強力になります。スーパーマンは核攻撃でボロボロになるも太陽のエネルギーで復活します。
その間、バットマンが地上でドゥームズデイと応戦しますが歯が立たず。しかし絶体絶命の窮地にワンダーウーマンが現れバットマンを救います。

バットマン、スーパーマンに圧倒的なパワーを持つワンダーウーマンが加わり形成が逆転しますが、エネルギーを吸収し再生するドゥームズデイにはどんな物理攻撃も効果がありません。
そこで、クリプトナイトなら倒せるとバットマンは提案します。
スーパーマンはクリプトナイトの槍でドゥームズデイのとどめをさしますが、自身も弱体化してしまいドゥームズデイの爪がスーパーマンの胸を貫きます。

ドゥームズデイを倒すことができましたが、スーパーマンも絶命してしまいました。

その後、ルーサーは逮捕、投獄。

スーパーマンことクラークの葬式が営まれ、
ブルースはダイアナに、スーパーマンの正義の意思を受け継ぎ平和を守るため、まだ見ぬ超能力を持った仲間を集めようと伝えます。

スーパーマンが納棺された棺が少し動いたところでエンド。

■感想
まさかのスーパーマン死亡にはびっくりしました(復活フラグ有り)。だからスーサイド・スクワッドの予告編にはバットマンしか登場していなかったのでしょうか?しばらくはスーパーマン不在ということになりそうです。
また今作にはロビンやジョーカーの存在を匂わせるシーンがあり、ルーサーから盗み出したデータにはアクアマンやザ・フラッシュが記録されており、今後の「DCエクステンディッド・ユニバース」の展開に繋がる演出が多数ありました。
ベン・アフレック演じる新生バットマンも予想より悪くなく、ノーラン版「ダークナイト」のクリスチャン・ベールと比べ年上で賢く、傷ついているが億万長者としての魅力あるというイメージが出ておりました。アルフレッド演じるジェレミー・アイアンズも非常に良いキャラをしていましたので、単独作も観てみたいと思いました。
前作、「マン・オブ・スティール」に引き続き、ザック・スナイダー監督の映像美には圧巻で、ドゥームズデイとの最終戦ではド迫力の映像体験でした。音楽もハンス・ジマーが続投し、前作の音楽をベースとしているところも良かったです。
上映時間は2時間半ですが、場面の切り替えが頻繁なので長さは感じませんでした。
そんな感じで、前評判ほど悪くは無かったですし、DCコミックスの二大ヒーローが激突する世紀の一作ですので、ファンならずとも楽しめると思いますので是非ご覧下さい。



The Last Witch Hunter
2015年 / アメリカ / 106分
監督:ブレック・アイズナー
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt1618442/

■どんな映画?
ワイルドスピードシリーズでお馴染みのヴィン・ディーゼル演じる不老不死の魔女ハンター"コールダー"が、復活をもくろむ魔女の女王を倒すために、
天敵である魔女クロエとタッグを組み、現代のニューヨークを舞台に人類の存続を賭けた死闘を繰り広げるアクション・ファンタジー!

■ネタバレあり ストーリー&解説
800年前。疫病を蔓延させ人類の絶滅を目論む魔女の女王。
魔女を倒すべくコールダー(ヴィン・ディーゼル)率いる討伐隊が不気味な魔女の住処へ向かいます。女王の強力な魔術に仲間は次々に倒れるも、鉄の剣と炎を駆使し女王を倒します。しかし、寸前に呪いをかけられ、コールダーは不老不死の体になってしまいます。

ところ変わって現代。
飛行機に乗っていたコールダーは、魔女の生き残りに遭遇。彼女は雨や風、温度など操ることが出来る古代の魔石を所持しており、それらを同時に持ち込んだことによって雨の中、上空の空気が温められ天気が急変。コールダーは魔石の力をカプセルに吸収させその場を収めると魔女を殺すことなく立ち去ります。
現代では髪の毛が無くなってしまいました(笑)

魔女の女王が死んでからも魔女の末裔は密かに生きており、人間に魔力を使わないことで魔女と協定を結び、休戦状態となっておりました。
しかし、休戦を破り、女王が支配した時代に戻そうとする魔女もおり、コールダーは危険な魔女を退治しながら800年間、不死身の魔女ハンターとして現在まで活動してきました。

コールダーにはドランという補佐役が代々従えて来ました。
36代目ドラン(マイケル・ケイン)は引退する意向を伝え、後任を紹介します。

その夜、36代目のドランは息を引き取りました。

37代目ドラン(イライジャ・ウッド)がコールダーの新たな補佐役として引継ます。

不吉な予感を感じたコールダーは愛車のアストンマーティンを駆り、先代ドランが息を引き取った現場である自宅を訪れます。そこで調べを進めると、何者かが黒魔術を先代ドランに使ったと判明します。

エリック・エマスニールという男の魔女が犯人であると突き止めると、彼を魔女協議会に連行し刑務所送りにします。

先代ドランはまだ生きており、瀕死の呪いをかけられていたと判明します。呪いを解くには術者を殺さなければなりません。また、先代ドランは「おまえの死を思い出せ」と言うメッセージを本に残しておりました。

コールダーは魔術で過去の記憶を遡るため、バーで働く魔女クロエ(ローズ・レスリー)の元を訪れます。が、術の最中何者かに襲撃を受け、クロエの魔術道具もろともバーを破壊されてしまいます。

FBIのデータベースからドランを殺害し、クロエのバーを襲撃した犯人は ボーン・バルタサル・ケトラだと判明します。

コールダーの記憶を遡るための魔術をもう一度使ってくれとクロエに頼むが、襲撃により薬もろともバーを燃やされてしまったため術を使うことが出来ません。そこで、クロエの友人であるミランダの元へ薬の調達に訪れます。しかし、一足遅くミランダはボーンに殺害されておりました。

コールダーとクロエは薬の所有に心当たりのあるダニークの元を訪れます。ダニークは既にボーンと手を組んでおり罠に嵌められてしまいます。

コールダーはクロエに、彼女はドリームウォーカーであると伝えます。ドリームウォーカーは薬を使うことなく相手の過去を読むことができます。その能力で800年前の女王との決戦に遡ると女王は倒されており、しかし寸前にコールダーは女王の心臓と自身の心臓がシンクロする呪いをかけられておりました。心臓を破壊すればコールダーも死んでしまうため、初代ドランは女王の心臓を隠し続けることにしました。

ボーンは女王を復活させるために、心臓の在りかを知るドランを襲っていたのです。

真実を知ったコールダーはドランを責め立てます。そのころボーンは既に心臓を手に入れており、女王は復活してしまいました。

女王は刑務所に収容された魔女を解放し、世界に疫病を撒き始めます。

女王との最終決戦。激闘の末、女王にトドメを刺しますがやはり心臓を破壊しない限り女王は死にません。自決の覚悟を決めたコールダーですが、クロエに引き留められこれからは自分のために生きていくと決意します。

心臓は隠し部屋に封印し、クロエとともにアストンマーティンで走りだしました。

■感想
現代を舞台にした魔女退治物は今まであまりなかったので新鮮でした。
心臓のシンクロのくだりなど、一回観ただけでは分かりにくいところが所々ありましたが、キャストが豪華ですしビジュアルも良かったので結構楽しめました。
今のところ日本での公開予定が無いのが残念ですが、おそらくDVDはリリースされると思いますのでその時は是非ご覧下さい。


ABC・オブ・デス2 (原題:The ABCs of Death 2)
2014年 / アメリカ / 125分
監督:オムニバス
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt2926810/

■どんな映画?
世界各国から新気鋭の監督が集結!死をテーマにし、アルファベットA~Zの頭文字から始まる26話のエピソードを収録した短編ホラーオムニバスの第二弾!

■ネタバレあり ストーリー&解説
Amature (アマチュア)
豪邸に浸入し強盗を夢見る素人泥棒。
首尾よく浸入したものの、部屋に繋がる通気口で引っかかり動けなくなってしまいます。
3週間後、家主が異臭を訴え通気口を見ると、泥棒が死んでいました。
死体を引っ張り出したはずみで泥棒が持っていた銃が暴発、玉が家主に当たり死亡。

Badger (アナグマ)
原発の建設により絶滅してしまったアナグマのリポートをしているクルーたち。
生き物はいないと思われた穴(巣)から不気味な鳴き声が聞こえ…。
凶暴化したなにかがクルーたちを次々と襲う。

Capital Punishment (処刑)
少女を殺した罪で捕えられている男。実は冤罪であり、自白すれば自由の身、仕方がなく嘘をついて容疑を認めるも解放してくれず森で処刑されることに。
時同じくして、少女が生きて発見され冤罪だと分かり処刑を止めようと急ぐ家族ですが、急ぐあまり木に車が激突し、処刑は執行され男は斬首されました。

Deloused (駆除)
生肉を使った人形アニメ。生々しい。

Equilibrium (平衡)
島に取り残され?浜辺で自給自足の生活をしている二人の男。
ある時、一人の女が流れ着き ともに暮らし始めます。
男の一人が女と親しくなり、嫉妬からもう一人の男が殺そうとしたところ、女を殺してして平衡をとりもどしました。

Falling (落下)
パラシュートを背負った女が木に不時着しているのを男が発見します。
この女は敵軍のようで、男は助けようとしません。女はなんとかパラシュートから降ろしてもらうよう説得。男がパラシュートのロープを切ると女は地面に落下、落ちた衝撃で足の骨が折れます。それに驚いた男は持っていた銃を暴発、自分に当たり死んでしまいた。

Granded (祖父)
あまり関係が良くない孫と祖父。今日も痴話喧嘩で祖父が先に就寝します。
実はこの祖父は1年前から毎晩孫のベッドの下で寝ており、愚痴を全て聞いていました。激怒した祖父は孫を殺してしまいました。

Head Games (駆け引き)
アニメ。よくわかりませんでした。

Invincible (無敵)
魔女を捕え、殺そうとする人々。焼殺しても生きており、頭を切り落としても生きておりました。

Jesus (ジーザス)
悪魔払い中に悪魔が現れ神父を殺してしまう。

Knell (吉兆)
女が空を見ていると、向かいの建物の向こうに謎の黒い球体が出現。するとあちこちで殺し合いが始まり、みんなが女を注目します。部屋へ隠れていると床から血が滴り、女も出血。それらが混ざり合い…。

Legacy (遺物)
土人の村で呪術師と悪魔が戦う。

Masticate (かみつき魔)
パンツ一丁でランニングしているオッサン。次々に通行人に襲いかかり首を食いちぎるも、駆け付けた警官に撃たれます。この男、34分前にバスサルトをキメていた。

Nexus (連鎖)
ハロウィンで仮装する親子。タクシーで急ぐ女と自転車で急ぐ男が交差点で衝突します。
信号待ちをしていた子供に自転車が当たり死亡。

Ochlocracy (愚民政治)
ゾンビが支配する世界で、ゾンビを殺した罪で裁判にかけられている女。電気椅子で死刑執行。

P-P-P-P-Scary
暗闇でなにかにビビる三馬鹿。

Questionnaire (アンケート)
心理テストで全問正解。脳を取りだされ、ゴリラ?の脳と交換されました。

Roulette (ルーレット)
地下でロシアンルーレットをしている男女3人。最後の一発まで残ってしまうが、自分に撃たずに隣の女を撃ち殺す。

Split (破局)
自宅で留守番しながら夫と電話している妻。すると何者かが自宅に侵入してきた。夫は妻に電話越しで対策を伝えるも、侵入者によって殺害されてしまう。

Torture Porn (残虐ポルノ)
残虐ポルノのオーディションを受ける女、実はエイリアンで撮影スタッフは全員死亡。

Utopia (ユートピア)
近未来の美系しかいない世界。一人のブサメンがマシーンにより焼殺されてしまう。

Vacation (バカンス)
バカンスを楽しむ男二人。娼婦を呼ぶも、その酷い扱いに激怒した娼婦が男二人を殺す。

Wish (願い)
子供たちがおもちゃの世界に引き込まれてしまう。

Xylophone (木琴)
木琴を叩いて遊んでいる赤ん坊を、ベビーシッターが殺し、その骨で木琴にしてしまいました。

Youth (若さ)
日本人女子高生が心の中で両親に復讐するお話。

Zygote (受精卵)
妊娠している妻を置いてどこかへ出かけた夫。出産間近になるも、食べると陣痛が収まる根を食べ、13年赤子を身ごもったまま夫の帰りを待ちます。赤子は母親の腹の中で成長していました。陣痛が収まる根がとうとう無くなってしまい、腹の中で成長した子供を出産すれば母親が死んでしまうため、子供は母親の胎内で自殺しばらばらになり体外に排出されます。

■感想
正直、面白いと思うエピソードがほとんどありませんでした。前作よりパワーダウンした感が否めません。
一つのエピソードは5分前後なのですが、26話も収録すると2時間もあるので見ている方も途中で疲れてきてしまいました。
まあ90分のくだらないホラー映画をダラダラ見るよりは、26話もあれば一つくらい好きなエピソードがあるかもしれませんので、時間がある人は是非ご覧下さい。


恋人まで1% (原題:That Awkward Moment)
2014年 / アメリカ / 94分
監督:トム・ゴルミカン
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt1800246/

■どんな映画?
NYでシングルライフを楽しもうと誓った3人が、それぞれ恋に落ちてしまい計画が徐々に脱線していき…。アラサー男子の恋愛事情を描いたラブコメ映画。
売れっ子イケメン俳優のザック・エフロンに、リブート版「ファンタスティク・フォー」のマイルズ・テラーとマイケル・B・ジョーダンの若手俳優が集結し、「ニード・フォー・スピード」のイモージェン・プーツがヒロイン役として出演。

■ネタバレあり ストーリー&解説
NYで雑誌の表紙のデザインを手掛ける仕事をしているジェイソン(ザック・エフロン)は、特定の恋人を作らず遊びまくっているアラサー男子。同僚で友人のダニエル(マイルズ・テラー)も一夜限りの関係を貫く仲間。マイキー(マイケル・B・ジョーダン)は妻の浮気が原因で離婚の危機でした。

そんなマイキーを励まし、20代のうちはヤリまくろうぜ!ってことで、3人はシングル同盟を結成。早速バーへ足を運びます。
右からジェイソン、マイキー、ダニエルのシングル同盟

ジェイソンはバーで出会ったエリー(イモージェン・プーツ)と意気投合し、そのままお持ち帰り。
コトが終わった後にエリーの持ち物をチェックすると、風俗情報誌や大量の現金を目の当たりにし、売春婦であると勘違いします。売春婦と寝たとなると金銭を要求される可能性があるので、ジェイソンはエリーが寝ている隙にこっそり逃げ出すのでした。


後日、ジェイソンの務める会社に女性のクライアント訪れます。そのクライアントは、なんとエリーでした。ジェイソンはなぜあの時逃げ出したのかを話します。エリーは風俗情報誌はデザインの参考のため、大量の現金は家賃を前払いするため持っていたと説明します。

ジェイソンはエリーを売春婦呼ばわりしたことを謝り、もう一度やり直したいと申し出、エリーはそれを受け入れます。


ジェイソンは持ち前の恋愛テクニックでエリーとの距離を近づけていきます。
「私たちの関係って付き合ってるの?」チャラ男は答えに詰まります

ある日、エリーの誕生日パーティに招待されます。ジェイソンは友人だけの集まりだと勘違いし、場を盛り上げようとアホな格好で来てしまいました。
エリーの両親も参加しており、ドン引きされるも、面白いヤツだ、と両親にも認められます。
さすがにコレはアカンでしょ(笑)

いつもの軽い関係を保つはずがエリーの魅力に惹かれていきます。

そしてダニエルも女友達のチェルシーと一線を越えた関係に。さらにはマイキーも元妻への思いを断ち切れず彼女を取り戻そうと必死です。


シングルライフを楽しもうと誓った3人ですが、徐々に計画から脱線していきます。

3人はいつものバーで近況を報告しあっていると、エリーから父親が亡くなったと連絡がありました。ジェイソンにも葬儀に出席してほしいと願ますが、エリーとは正式に付き合っているわけではなく、シングル同盟の誓いを守るため出席はしませんでした。

ジェイソンとの中途半端な関係を続けるつもりはなかったエリーは、ついにサヨナラを切り出します。


以前のように他の女と遊んでいるも、エリーのことが忘れられず、
エリーの仕事場へ出向き、やり直してほしい、今度は正式に付き合いたいと申し出ます。

エリーと正式に恋人になったところでエンド。


■感想
ラストは今後どうなっていくのかスッキリしませんでしたが、90分ちょっとでテンポ良く進んでいくので観やすかったです。R12指定ですが、ハードなエロはありません。

ザック・エフロン演じるジェームズはイケメンでチャラ男なんですが、キザな面も持ち合わせており、
女性を喜ばせるにはルブダンをプレゼントしろ!とか、
エリーを売春婦呼ばわりしたお詫びにイラストをプレゼントするとか、
男子の皆さんには女性を落とすテクニックとして使えるんではないでしょうか?(笑)
イモージェン・プーツも自然体というか素人っぽい演技なんですが、なかなか良かったです。
ザック・エフロンのイケメンと肉体美を惜しげもなく披露しておりますので、女子の皆さんにもおすすめですね(笑)

マン・オブ・スティール (原題:Man of Steel)
2013年 / アメリカ / 143分
監督:ザック・スナイダー
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0770828/

■感想
すでに多数予告が出てきている「バットマンVスーパーマン」の予習のため久々に鑑賞しました。旧作なのであらすじはカットで(笑)
スタートからラストまでVFXを駆使した怒涛映像体験はさすがザック・スナイダー監督。ラストのゾッド将軍との超高速戦闘シーンは圧巻で、二年半前の作品ですが、今見てもこれを超える映像は無いんじゃないのかと思います。
脚本にクリストファー・ノーランが携わっているので、単純な勧善懲悪だけではない深みのあるストーリーになっております。しかし、スーパーマンが人々を救出している描写が数回出てきますが、ゾッド将軍との戦闘で911テロ20個分くらい街をはちゃめちゃにしているので明らかに殺してる人数の方が多いと思います。そして何事もなかったかのように終わっているという突っ込みどころは色々ありますが(笑) 
音楽もハンス・ジマーが担当しているのでかなり良いです。Blu-rayでフルHD以上のモニター+サラウンドセットかヘッドフォンでの視聴推奨。

3月全米公開の「バットマンVスーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス」はこのマン・オブ・スティールの続編に位置していて、大ヒットしたノーラン版ダークナイトトリロジーとは一切関係はありません。新バットマン演じるベン・アフレックのブルース・ウェインはゾッド将軍との戦いに巻き込まれており、この戦いでウェインエンタープライズのビルを破壊されているという設定。街を破壊し大勢の人々を危険にさらしたスーパーマンの存在に対して異議を唱え、二大ヒーローが対決するというストーリーのようです。
スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーはジェシー・アイゼンバーグ、アマゾネスの戦士ワンダーウーマンはガル・ガドットが演じ、DCエクステンディッド・ユニバースとして多数のキャラが登場します。